こんにちは、大阪府枚方市、寝屋川市の安井音楽教室です。
「バイエル」と聞いて、何をイメージしますか？
そう、ピアノを習い始める時、最初に使う本ですよね。
今はたくさんの導入テキストがありますが、バイエルは昔から鉄板で、今でも使われています。
ところが！
バイエルって、本当は、本の名前じゃないんです。
フェルナンド・バイエルさんという、人の名前なんです！
ロマン派の時代に活躍したバイエルは、当時人気のあったオペラの曲をピアノ用にアレンジ（編曲）したり、自国のドイツ人の歌をはじめ、他の国の曲もアレンジするなど、その作品は多岐に渡っていました。
そんなバイエルが、1851年ごろに、ピアノ初心者用に最適なテキストとして、バイエルを作ったのです。
当時、彼は、この「バイエル供促本」の出版によって、十分な収入を得ることが出来、大きな成功を収めた作曲家の一人とされていたようですよ。
基本的な弾き方だったり、いろんなリズムが段階的に出てくるバイエルは、やはり勉強になります。
一つ一つの曲にタイトルがついていなくて、番号だけなので、つまらないと感じる人もいるようですが、中には、バイエルの曲は美しいから好き、という生徒さんもいます。
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