ドレミファソラシドって?

音符

<ドレミファソラシドって、何語?>

普段、私たちがよく口にしている、「ドレミファソラシド」って、日本語ではありません。

ではいったい、何語でしょうか?

ピザやパスタが美味しい国と言えば?

そう、イタリア語なんです。

では、日本語では何というのでしょう?

日本語では、「ハニホヘトイロハ」なんです。

英語では?「C、D、E、F、G、A、B」です。

あれ? 

イロハのイからではないし、ABCのAからでもありませんね。

イロハのイも、ABCのAも、ドから順番に数えると、6番目のラに当たりますね。

なぜ、イロハから始まらないのでしょうか?

昔は、ラから始まるイメージだったのが、後からドから始まる(ドが中心)イメージに変わってきたのだそうです。

そして、ドイツ語では、C(ツエー)、D(デー)、E(エー)、F(エフ)、G(ゲー)、A(アー)、H(ハー)と言います。

英語に似た字の並びで、やっぱりAがラに当たりますが、発音は全く違います。

安井音楽教室では、こんな、楽しい雑学クイズも、レッスンの合間にしたりします。

<♯と♭は何と言うの?>

音を半音だけ上げたり下げたりしたい時は、♯や♭を使います。

♯(シャープ)は半音上がる、♭(フラット)は、半音下がる、という意味です。

日本語では、♯は嬰(えい)、♭は変(へん)と言います。

ドの♯は、嬰ハと言いますよ。

ドイツ語ではどうでしょう。

♯の場合、上に出てきたドイツ音名に is を付けます。

Cis (チス)、Dis(ディス)、Eis(エイス)、Fis(フィス)、Gis(ギス)、Ais(アイス)、His(ヒス)です。

♭は、少し例外もありますが、およそ、esを付けます。

Ces(チェス)、Des(デス)、Es(エス)、Fes(フェス)、Ges(ゲス)、As(アス)、B(ベー)と言います。

<音の配列、わかっていますか?>

特に、お子様の場合ですが、「ドレミファソラシド」は、これだけで1つのセットで言うことが多いのですが、実際にはここで終わりではありませんよね。

ドレミファソラシドの後も、レミファソ。。。。と続いてゆきます。

これが分かってくると、どうして高いドや低いドがあるのか?に繋がってきますよね。

また、ミ から、ソ から、など、途中から始めても言えるようになるとバッチリですね。

下降してゆく「ドシラソファミ レド」も、途中から言ってみましょう。

それができたら、今度は、ドから2つ上がったら何の音?

シから3つ下がったら何の音?と言うふうに、考えられるようになると、更に良いです。