音楽は脳内ホルモンを出す!

大人ピアノ

この記事は、大人、シニア向けのシリーズで書いていますが、
もちろん、お子様にも同じことが言えます。

天然の薬、幸せホルモンとも言われる、脳内ホルモン。

音楽活動をすると、代表的な幸せホルモンを分泌させることが出来るのです。

まずはこの表をご覧ください。

音楽と幸せホルモン

ここで取り上げるのは、ドーパミン、セロトニン、オキシトシン、エンドルフィンの4つです。

【ドーパミン】

脳内にドーパミンが出ると、快感、幸福感、意欲を感じられるそうです。

ドーパミンを出すには、好きな曲、もう一度聞きたい曲、長調、緊張と緩和、驚きのある曲などを使うと良いそうです。

大人の方なら、思い出の曲があるのではないでしょうか。

その曲を聴いたり、演奏することで、関連した思い出がよみがえって、幸せな気持ちになれること間違いなし!

また、驚きのある曲とは、急に雰囲気が変わったり、曲が進むにつれて、こうなるだろうと思っていたのとは違う展開をするような曲です。

【セロトニン】

脳内にセロトニンが出ると、精神が安定し、リラックスの効果があるそうです。

セロトニンを出すには、心臓と同じくらいのテンポの曲、バロック音楽、高音が含まれる楽器や音楽、メロディーがハッキリした曲、自然界の音などが良いそうです。

リトミックでも、自分の鼓動と同じくらいのテンポが一番歩きやすいと言われているので、それくらいのテンポの曲が心地よく感じる事には、一理あるな、と思います。

【オキシトシン】

脳内にオキシトシンが出ると、信頼感、連帯感、愛情が感じられるそうです。

オキシトシンを出すには、リラックスできる曲、ゆっくりの曲、静かな曲が良いとされています。

また、プレッシャーの無い状態で歌うのも効果的だと言われています。

連帯感や愛情を感じるには、誰かと一緒に歌う、演奏するというのが、更に良いかもしれません。

なので、安井音楽教室では、大人やシニアの生徒さんとも、時々連弾をします。

【エンドルフィン】

エンドルフィンは脳内麻薬とも言われ、痛みを和らげたり、ストレス緩和を感じます。

エンドルフィンを出すには、好きな曲、楽しい曲、表情豊かな曲、速い曲、ダンスや楽器演奏、歌が良いそうです。

こういうことを、知って指導するのと、知らずに指導するのとでは、ずいぶん違います。

安井音楽教室では、お子様だけでなく、大人、シニアの方も音楽で心身ともに健康になって頂けるように、レッスンしています。